西疆雪
青玉案・横塘路を過ぎる波 賀鑄
波は横塘路を過ぎることはないが、ただ見送るばかり、芳しい塵は去っていく。 錦瑟の華やかな年を誰と過ごすのか?月橋の花の庭、鎖された窓、朱色の扉、春だけがその場所を知っている。 飛んでいく雲はゆっくりと蘅皋に夕暮れ、彩られた筆で新たに断腸の思いを書きつける。 問うてみよう、この閑愁はどれほどあるのか?一筋の煙草、街いっぱいの風の絮、梅の実が黄色くなる頃の雨。 賀鑄は晩春の景色で、どうにも晴らせない相思の念を書いている。詞中の人は佳人が遠くへ去るのを見送り、ただ青春を虚しく過ごしたという感傷だけが残る。下片に移ると、思念は川一ぱいの煙草、街いっぱいの飛ぶ絮へと変わり、梅雨の時期に絶え間なく降り続く雨の糸となる。 最も有名なのは結びの三句で、煙草、風の絮、梅雨を愁いにたとえ、抽象的な感情を目の前に広がる果てしない景色へと変えている。 この詞の妙は、愁いがどれほど深いかを直接言わないことで、世界全体が愁いの形となるようにしている。特に「梅の実が黄色くなる頃の雨」は、時節を指し示すだけでなく、愁いの絡み合い、止むにやめない質を書き出している。
2026.10.16 午前 11:23 · 閲覧数 13
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Lv.98
ht
彩筆新題断腸句この言葉はさらに孤独に見える
Lv.99
曉慧
共有してくれてありがとう
Lv.73
洋娃娃
良い記事ですね。
Lv.99
閃亮的幸運星
やはり、恋しい気持ちが一番物悲しいものだね。

