小星月85
月星月異世界
第一章、続く。 彼女はアルバイトで生計を立て、時折、夜更けに小説を読んだりゲームをしたりして、平穏な日々を送っていた。 昨夜、コンビニからの帰り道、暴走車を避けようと道路の中央に足を踏み入れた。 眩しいヘッドライト。 甲高いブレーキ音。 そして、一片の白い光。 月星月は目を閉じ、混乱した記憶を整理しようとした。 彼女は自分の元の20年間の人生を覚えている。 そして、この異世界での身体の元の12年間の経験も覚えている。 この身体の持ち主も月星月といい、白石鎮の近くの孤児だった。両親は幼い頃に森の魔獣の襲撃で亡くなり、その後はずっと町からの救済と日雇いの仕事でかろうじて生活していた。 しかし、彼女は家がなかったわけではない。 白石鎮には、両親が遺した木造の家があった。家は大きくなかったが、両親が生前に手作りした家だった。ただ、老朽化が進み、ここ数年の生活が困難だったため、元の持ち主はあまりそこに住んでおらず、ほとんどの場合、町外れや森の端で野宿せざるを得なかった。 その木造家屋は今でも彼女のものだ。 白石鎮に戻れば、彼女には本当に落ち着ける場所がある。 数日前、金になる薬草を採るために、一人で森に入った。 結果、吹雪に遭った。 そしてその後、彼女はこの廃墟となった猟師小屋で倒れていた。 「つまり……魂が融合したってこと?」 月星月は鏡の中の自分を見た。 いずれにせよ、この身体はもう彼女のものだった。
2026.09.28 午後 6:43 · 閲覧数 6
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Lv.1
波芙
あんな恐ろしい事故を経験したけれど、ご両親が建てた木造の家に帰れたことは、もしかしたら導きなのかもしれません。どうかご自身を大切に、そこでゆっくりと落ち着いてください。ずっと見守っていますよ。

